大暑|桐始花結

(きりはじめてはなをむすぶ)

本格的な暑さが始まる頃、桐は翌年春に咲く花の蕾をつけます。蕾は、大きな葉の先に、柔毛に覆われ、丸い神楽鈴のような姿をしています。そして、春までの長い期間、冬の寒さにも耐えながらも、徐々に成長してゆくのです。

TE,SAKU Kirihajimete hana wo musubu
て、咲く 桐始花結

「て、咲く」の記念すべき第1弾は、季節の「イマ」とお酒の「イマ」をお届けする事を目指しました。その為7月中旬にしぼった純米大吟醸を、しぼりたての美味しさ、酒の生命力をそのままに、生原酒で皆様に味わって頂きたいと思います。四季醸造ならではの製法を活かし、醸造樽からしぼったその日の内に瓶詰し、お届け致します。
味は純米大吟醸独特のフルーティーで華やかな吟醸香、しぼりたてのフレッシュな味わい、瓶内で最後まで頑張った酵母が残してくれたピリピリとしたガス感。桐の蕾のような生命力を意識しながら仕込んだお酒です。暑い夏を乗り切る「イマ」を楽しんでいただけたらと思います。

「て、咲く」は、季節のテーマに合わせた、数量限定の仕込み酒です。売り切れ次第、終了とさせて頂きますので、予めご了承くださいませ。